5.検討
遊びの紹介

フレームは推力を測ることも目的にしています。

推力を測る方法は、ばねばかりに紐をつけてエンジンが引っ張った移動距離を測定しようというものです。フックの法則(F=-kx)でばねの伸びと力(推力)の関係を使います。

ただ、ジェットエンジンの移動距離を正確に測るには土台と地面の接触面積を小さくし、摩擦力を抑える必要があります。どうやって滑らかに動かすか…

 

緑の部分を前後方向に動くようにしたい。

最初はフレーム内にベアリングを入れて動かそうと考えましたが溝の中に入るちょうどいいサイズのものが見当たらず断念。どこのメーカにもなかった。

 

次にカーテンレール案

カーテンレールをフレームに取り付けて動くようにと思ったが、逆さに取りつけるとランナーが回転しちゃってうまくばねが伸びないだろうし、フレームの上部に取り付けたらなんか美しくない

却下。

 

いま考えているのはベアリングではなくて、直接金属部品をフレームに接触させてしまう案。

簡単に言うとスケートみたいなイメージ。

意外に安定感がありながら摩擦力を抑えられるのではないかと予想。昔にやった物理の実験装置から着想。CADデータを作って自分で製造する必要があるけれど、いろいろな加工機械をいじれそうなのでちょっと楽しみだったりします。

 


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