このエンジンは運転すると回転数、排気温度、出力、ポンプの状況がモニターに記録される仕様になっているようで、SDカードを差し込むと全部のデータがCSVファイルに出力される。ここでの推力は計測値じゃなくて入力値のことだからどちらかというと入力に対してどんな反応があるかがわかるはず。ということでまとめてみた。
下のグラフは始動から最大推力までの推力とエンジン温度の関係。
エンジン温度は400℃から500℃の間で、推力にかかわらずほぼ一定になってる。
10%でおそらくアイドリングが完了している状態。ここで不思議なのは、なぜか30%付近でちょこっと温度が上昇する。スロットルの操作を急に止めたりしたらこうなるのかも。
80-100%の間では最大推力になってから排気温度が低下している。ここの部分も操作するときに最大推力にビビってスロットルの急な操作をしたからその影響が出ているのかも。
エンジン本体は普通に運転する場合は温度変化はなくてスロットル操作が大きく影響していると予想。次回の実験でもう一回取り直したいなと思っている。
次が推力と回転数の関係
0のところが始動前でアイドリングが11,000rpmほど。そこからスロットルをいじり始めている。
スロットル操作してから回転数がついてくるまで時間がかかっていて、多分ECUの信号遅延設定のせいだと思う。途中、回転数が真上に上がっているのはスロットルを止めて、回転数が追い付いてくるか確認したから。操作に対して回転数の上がり方は40%以降の上がり方が示していると予想。
つぎは燃料タンクとエンジンの取り付けだよ!