4 最大推力実験のための台作成
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最大推力の実験
久しぶりの更新
始動の実験からだいぶ時間が空きました。
次の目標として最大推力の実験をもくろんでいます。
この実験で推力を測定したい…
でも、しっかりした試験台を造らないとエンジンの最大推力20kgfに耐えられません。
ということでアルミフレームで試験台を造ります。

求められる要件は2つ。
(最大推力に耐えられる構造)
排熱が当たらないような配置
推力によって転倒しないこと

排気側のノズルからは高温のガスがすごい勢いで噴出してきます。
アルミがドロドロに溶けることはなくてもフニャフニャになる可能性は大いにあります。
耐熱性の高い鉄にすると重くなって実験の時の持ち運びがしにくいし、アルミフレームのほうが流通している印象だったのでアルミフレームを選択。
肝心の熱の問題は、排気部をフレームの外側に近づけることで解決。
アルミフレームの調達はミスミで。

転倒しないために
箱が200Nを受けても傾かないような形状にしておく必要がありました。
スラスト方向(座標z方向)に長さを大きくとったりエンジンの高さを低くしたり。

で完成したのが下の図

スラスト方向の長さは少し余裕を持たせて長めに設定(最大推力のおよそ1.2倍に耐えられる)
エンジンの乗っている台の位置は様子を見て調節できるようにスライドさせようと考えています。


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