渓流は景色が魅力的で、マイナスイオンが満ちあふれている釣り場です。そんな大自然の中で釣りを楽しめば、気分がリフレッシュすること間違い無し。今回は魅力たっぷりの渓流釣りをご紹介したいと思います。
渓流に魅せられる
渓流とは川の上流で、主に山間を流れる部分のことを指します。釣りの中でも渓流釣りは特に忍耐力と体力を要します。初心者の方はある程度開けた本流の上流部か支流で練習してから、源流へとステップアップするようにしてください。
出典:釣り入門
渓流での釣り方
渓流魚を実際に釣る場合、釣り方にはいくつかの方法があります。
①実際に魚達がいつも食べているエサ、または食べれるエサを ハリにつけて釣るエサ釣り。
初心者の方はエサ釣りから始めるのが無難でしょう。
②普段魚が食べている昆虫類そっくりに作った毛バリで釣る毛針釣り。
これは日本古来からあるテンカラ釣りと 外国から入ってきたフライフィッシングという方法に分けられます。
③普段小魚などを食べている魚の習性を利用し、 小魚などに似せて作られたルアーを使用して釣るルアー・フィッシング。
様々な渓流釣り場
渓流釣りの流域としては、本流、支流、源流、湖沼、管理釣り場 の主に5つに区分されます。
本流:多くの支流から流れ込んだ根幹となる川で、水量が多く、川幅も広く、水深も深いです。
支流:本流に流れ込む川で、上流へ行くにつれ川幅は狭まり水量も少なく、源流へと山奥へ入って行きます。初心者やのんびりと釣りを楽しみたい方におすすめです。
源流:川の上流部で人里を離れ山奥に入っていくので、それなりの装備も必要となり登山経験のない初心者には危険です。
湖沼: ボートや湖畔から釣ります。
管理釣り場:場所の多くは渓流にあり、主にキャンプ場の近くなどで営業されています。最も手軽に楽しむことができる釣り場です。
渓流釣りのシーズン
5月は水温も上がり、渓魚の活性も高くなる季節です。また6月は梅雨前線による降雨により、渓魚の活性は一気に上昇します。よって、5~6月が渓流釣りの全盛期と言えるでしょう。
※真夏の渓流釣りはイワナを除いて、最も釣りにくい時期なのでご注意ください。
必要な装備
渓流釣りを始める際に最低限必要なものは、渓流竿、仕掛け(ハリ、釣り糸、目印、オモリ)、ウェーダーでしょう。
※ウェーダーとは、巣中で釣りをする際に履く胴長靴(腰や胸まである長靴)のことです。長さは膝下、股下、腰、胸までのものがあり、ブーツと一体になったものと、ブーツを取り外せる2つのタイプがあります。
出典:ウェーダーとは | 釣り用語辞典
※注意すること
渓流魚は非常に周囲に対して敏感な魚なので、絶対に釣り人の存在を渓流魚達に覚られないようにようにしましょう。
また渓流は雨の際、下流域の釣り場や野池に比べて、渓流が上流域にある場合は急に水位が増えたり、激流に変わったりするので特に注意しましょう。
全国の渓流釣り解禁情報
最後に・・・
耳を澄ませと清流の流れる水の音に、小鳥のさえずり…そんな大自然の中で釣れる事こそが渓流釣り最大の魅力でしょう。
是非、今週末は渓流釣りに出掛けてみてはいかがでしょうか。