15.カートにのせて走る
遊びの紹介

新しい乗り物

アルミフレームで作ったカートフレームを用意した。3輪車。4輪車はステアリング機構が作成できなかったのでタイヤと一体型のステアリングとした。

タイヤを取り付けている様子。M6のボルトナットでフレームとタイヤのプレートを挟んでいる。

 

前には足置き用に30㎝の張り出しがある。フレーム同士の固定は試験台の時と同じくブラケットで接続してある。

タイヤ

タイヤはホームセンターで農作業用のアルミカートの8inchタイヤにした。それなりの悪路でも走れる走破性と安定性のバランスをフレームにつけたときの見た目で判断。計算とかはしていないし、タイヤが意外に太いからもう一つ小さなサイズでもよかったかもしれない。あと、なんかがたつきがあるw。このガタツキが走っているときに邪魔しなければいいけれど…

 

ステアリングまわり

もう一つ取り組んだのがステアリング。タイヤと一体型のステアリングだと、タイヤに荷重と操縦のモーメント両方が同時にかかる。回転を許しつつ、荷重を負担できる構造を考えるのに苦労した。構造そのものを考えるというよりは、その構造をできるだけ安く、自分たちでどう作るかという点が難しかった。最初はスラストベアリングを使って構造を作ろうとしたが、半径方向の荷重に弱すぎて使い物にならなかった。スラストベアリングなんて触ったことなかったのが原因。深溝玉軸受けなら行けたかもしれない。結局ベニヤ板にボールキャスターをつけて解決。ハンドルついてないけど…

フレームの上に座席を取り付けそこに人が乗っている。

レーシングカートみたいにしたかったけれど、ジェットエンジンだから吸気の前に人を置くわけにはいかないので人を上に乗せた。車高が高くなると高速で曲がれなくなるので箱型にしつつもできるだけ低くした。

 

走ってみた

加速がとろいのは走っている場所が若干の上り坂であるという点と、カートの重量、エンジンの推力の立ち上がりの遅さなどが考えられる。相変わらずブレーキがついていないため、走り回れない。

乗ってみて気が付いたのは、

・ダサい

・カートが重い(50kgほど)

・3輪で、しかも車体の横幅に対して前輪と後輪の間隔が広いのでロール安定性が悪い。

・ダサい

やっぱり4輪にしてゴリゴリのステアリングとブレーキつけようか…


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