秋にラフティング?ラフティングって夏のイメージだと思われている方も多いかもしれません。しかし北海道のラフティングは春は激流で迫力満点、夏は水量が落ち着くためコースが多様に、秋は紅葉まで楽しめるなど、季節により異なった魅力を持っているのです!今回はそんな秋のラフティングの魅力に迫ります。
川と紅葉の見事なコントラスト
水辺の紅葉というのは、なぜにこんなにも絵になるものなのでしょうか。お互いを引き立てあう見事な組み合わせです。紅葉に川や滝が加わると木々の葉の色付きを楽しむだけでなく、紅葉の色合いがひと味もふた味も違った景色に見えるでしょう。
美しい紅葉と川の水を同時に見る貴重な体験は、木と水の関係、山から湧き出る水の関係を考える機会にもなることでしょう。
ラフティング 秋は山の紅葉が素敵でおすすめです。
(出典:トリップアドバイザー)
北海道だからこそ
<北海道の河川>
幅が広く開放感があり、レジャースポーツには最適です。自然がそのまま残されているところが多いため道内には清流が多く、道内の清流のいづれかは毎年1位にランクインしています。そんな雄大な自然が美しい、景観が魅力な北海道だからこそ、木々が紅や黄色に色づく秋がおすすめ。秋の北海道はまさに日本でラフティングに最も最適な場所の一つです。
<北海道の紅葉>
その年の気温の変化にもよりますが、早ければ9月初旬から見られ、10月下旬までだそうです。
さらに、北海道では多くが「針広混交林帯」という本州とは異なった森林の構成になっており、独特のコントラストが楽しめます。
選抜3スポット
北海道の広大な大地には、ラフティングに最適な特徴ある急流がいくつも流れています。ニセコ・尻別川、占冠村・鵡川、南富良野町・空知川、阿寒町・阿寒川、札幌市・豊平川、新得町・十勝川など、いずれの河川も大自然に覆われていて絶景です。
紅葉を満喫できる場所は、ニセコ・大雪山・洞爺湖・定山渓・十勝・函館など多様なエリアに広がっています。そこで今回は3つのスポットを選抜してご紹介します。
定山渓(札幌市)
札幌の中心部を流れる豊平川。川縁から温泉が湧く豊平川上流は深い渓谷の定山渓を流れています。ここの魅力はなんといっても渓谷美。北海道の中心部からわずか40分で、手つかずの自然の残る絶景が得られます。近くには開拓期の名残りである北海道初の水力発電所跡もあるそう。
大自然を満喫できて満足でした
(出典:トリップアドバイザー)
空知川(富良野市)
北海道の中央に位置する富良野の大雪連峰から流れるのは空知川。その源流であるシーソプラチ川は道内屈指の清流です。手つかずの自然が残った原始河川で、世界遺産の候補でもある大雪山国立公園となっておりダム等が一切ありません。周囲には幻の魚であるイトウやシマフクロウ、ヒグマやクマゲラといった日本最大級の野生動物が数多く生息しています。原生林の紅葉と透き通った川が楽しめてしまいます。
(出典:トリップアドバイザー)
尻別川(ニセコ町)
ニセコ町を流れる尻別川は近年何度も国土交通省による一級河川の水質状況ランキングで1位に選ばれています。
とても気持ちがよく透明度も抜群でした
ニセコの大自然を全身で体感
(出典:トリップアドバイザー)
最後に
いかがだったでしょうか。秋のラフティングや北海道の河川もなかなか魅力的ですよね。ぜひ忙しい毎日を忘れに、この秋訪れてみては?